2026.3.16
業種:建設サービス業/SaaS(BtoB)
従業員規模:100~200名

| <導入前の課題> ・海外製サブスク管理システムの収益認識ロジックが不明瞭でブラックボックス化。意図通りに計算できないケースが多発しているが、複雑なロジックが組み込まれていて自社で調整できない ・不明瞭な計算ロジックが監査で指摘され、二重チェックが必要に <本プロジェクトのポイント> ・契約管理~請求/決済管理~収益認識/売上計上に関する業務を『Scalebase』 『Scalebaseペイメント』にリプレイス。日本の会計基準に準拠し、収益認識/売上計上を正確に自動化 ・現行システムの解約期限までに移行を完了するという制約事項を踏まえ、移行プランを策定。手厚いサポート体制により、短期間で本稼働へ <チーム体制> ・PMO ・ドメインエキスパート ・開発アドバイザー兼プロダクト責任者 ・開発担当者 ・専任コンサルタント |
Scalebaseにご相談いただいた課題は、ご利用中の海外製サブスク管理システムに搭載されている収益認識/売上計上の計算ロジックがブラックボックス化しているということでした。
導入時にベンダーが計算ロジックを開発・実装されたのですが、複雑なデータ連携フローが組み込まれており、変更を加えたい場合や様々なケースでデータの不整合があったときに自社で設定を変えられない状況になっていました。また、計算ロジックが不明瞭になっていることが監査で指摘され、二重チェックの手間も生じていました。
ご相談を受けた時点では、Scalebaseに収益認識機能は搭載していなかったのですが、他社からも同様のお問い合わせを多数いただいていた背景があり、新たに開発することを決定。本プロジェクトを通じて、標準機能としてリリースしました。
本プロジェクトでは、現行の業務フローはそのままに、契約管理〜請求/決済管理〜収益認識/売上計上に関する業務を『Scalebase』『Scalebaseペイメント』にリプレイス。サブスクの複雑な収益認識/売上計上を、日本の会計基準に準拠して簡便に運用・管理できる基盤を構築しました。

↓
〈導入後〉
サブスクの複雑な収益認識を、ビジネスに合わせて簡便に表現できる機能を搭載。
会計基準に沿って、スピーディに正確に運用・管理できる基盤を構築

収益認識/売上計上の機能開発では、クライアント様のビジネスロジックを参考にさせていただきながら、どのような仕様が望ましいのか検証するところからスタートしました。日本の商習慣や会計基準を踏まえ、あらゆるサブスクビジネスのパターンに対応でき、かつ変更・修正したい場合も、画面を見ながら簡単に設定できる収益認識機能をリリースすることができました。
プロジェクト実行プロセス

本プロジェクトでは、海外製サブスク管理システムの解約期限までに移行を完了しなくてはならないという制約事項がありました。
まずは2カ月間のPoC(事前検証)でクライアント様の業務や現行システムについて徹底理解し、課題とTo-Be像の解像度を上げるとともに、リプレイスの実現性を検証しました。移行期限を踏まえ、本プロジェクトのスコープはもっとも深刻な課題である収益認識/売上計上における課題解決に絞り込むことになりましたが、将来的に運用を変更したい場合にも対応できるよう、拡張性のある基盤を構築しています。
検証と移行プランの策定を始め、オペレーションにおける細やかなご提案まで、開発責任者やドメインエキスパートを含めた専門家チームが全方位から入念に行うことで、短期間でも想定通りのリプレイスを実現しています。
プロジェクトの実行プロセスは、次の通りです。
① PoC(事前検証)
クライアント様の業務を詳細にヒアリングし、現行の業務フローやシステムにおける課題を精緻に把握します。機能Gapを洗い出し、リプレイスの実現性や移行リスクを正確に整理した上で、移行プランをご提案します。
本プロジェクトでは、収益認識/売上計上の機能を新たに開発・リリースするにあたって、クライアント様のご協力をいただきながら、契約内容や販売条件、契約変更時の操作、データ連携など、あらゆるパターンを詳細に検証しました。
② 運用検証
実際の契約サンプルを用いて、登録した契約情報と請求データなどのアウトプットに不整合がないか、あらゆるユースケースに照らし合わせながら確認していただきます。
③ マスタ設計
商品マスタを設定していただきます。Scalebaseでは、複数のプロダクトやプロダクト内の複数アイテムを簡便に設定できる機能を標準で提供しています。個別に販売条件をセットでき、複雑な従量課金ルールも画面を見ながら編集することができます。
どのようにマスタを設計すべきかわからないという場合でも、クライアント様のビジネスを理解している専任担当者が設計・設定を伴走サポートするのでご安心ください。
④ データ移行
契約データをScalebaseに移行していただきます。本プロジェクトでは、契約情報をもとに自動生成される請求データが正確に出力されているかどうかに加え、収益認識・売上計上が正確に実行できているか、併せて確認していただきました。
⑤ 本番移行
Scalebase本稼働に向けた準備フェーズです。本プロジェクトでは、売上仕訳データやクレカデータの移行・確認作業のほか、業務マニュアルを更新して本番環境に備えました。
⑥ 本稼働
現行のシステムからScalebaseに切り替え、本番環境での業務がスタートします。Scalebaseでは「移行が完了したら終わり」ではなく、運用開始後が本番と考えております。本稼働後も随時発生する相談事やフィードバックに即対応し、クライアント様のビジネスを支える基盤づくりに貢献します。
本プロジェクトにおけるご支援のポイント
Scalebaseではクライアント様の現状と課題、To-Be像を詳細に把握した上で、最適なオペレーション構築とシステム移行をご提案します。本プロジェクトにおいてポイントとなる支援内容を2つご紹介します。
<ご支援のポイント>
多様なサブスクビジネスに対応する収益認識機能を開発・リリース。クライアント様のニーズに寄り添い、標準機能を進化

本プロジェクトを通じて、 収益認識(ASC 606、 IFRS 15 、新収益認識基準に準拠)を標準機能として開発・リリース。複雑な収益認識ロジックをシンプルな操作とUIに表現し、多様なサブスクビジネスに対応できる機能をご利用いただけるようになりました。また、Scalebaseに搭載されている契約管理および請求/決済管理と自動連携されるため、ミスが低減されるとともに、月次や年次決算業務の大幅な短縮が可能です。
Scalebaseは、絶え間なく変化するクライアント様のニーズを吸い上げ、常に進化を続けるツールでありサービスであることを大切にしています。
<ご支援のポイント>
PoC期間を設け、業務内容と現行システム/DB等を徹底理解。エキスパートの知見と精緻な検証で、最適なリプレイスを実現

Scalebaseでは、個社ごとに導入前のPoC(事前検証)期間を設け、中立的な立場からクライアント様にとって最適なシステム構成とオペレーション構築をご提案します。
本プロジェクトでは2カ月間のPoCで、業務理解からシステム移行の実現性、リスク回避の方法などを精緻に検証。移行期限などの制約事項を踏まえ、段階的な改修をご提案しました。
得られた成果

『Scalebase』『Scalebaseペイメント』への移行により、ブラックボックス化していた収益認識/売上計上を正確にスピーディに管理できるようになり、月次決算の工数が大幅に削減されました。見積から申込、請求業務の統合においては本プロジェクトからはスコープアウトしていますが、段階的な改修によって将来的にも導入効果が見込める基盤を構築しています。
<クライアント様の評価ポイント>

サブスク型ビジネスが急速に拡大する中で、複雑さを増している収益認識について、多数のお問合せをいただいておりました。このたび、クライアント様と一緒に機能開発をプロジェクト化し、正確かつ簡便に収益認識/売上計上のプロセスを実行できる機能をリリースすることができました。
Scalebaseは事業活動のコア領域に携わるシステムのため、クライアント様の現状を深く理解することから始まり、導入・運用まで手厚くサポートいたします。様々なリプレイスのケースにおいて実績がございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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