社名/株式会社Hubble
業種/情報通信
株式会社Hubbleは、契約書管理クラウドサービス「Hubble」を展開するスタートアップ企業です。
「単価×ID数」から「定額」へのプライシングモデルの変更など、請求業務の効率化に向けた試行錯誤を行ったうえで、一度導入を見送ったScalebaseの再検討の上で導入いただきました。Scalebase検討の経緯や、サブスクリプションやリカーリングビジネスにおいての契約・請求管理の重要性について、セールスマネージャーの松本福太郎様にお話を伺いました。
松本様:
元々僕が請求業務に関わるようになったのが2019年末なんですが、当時は1IDの単価を設定してID数に応じて請求を出していました。代表が自社のシステムでID数をチェックして、請求書は手作業で出して…という感じです。
あまりにも業務効率が悪かったので、サービス料金を定額にして請求書発行SaaSから定期的に請求書発行されるように変更してみました。ただ、それでも年間一括前払いなどのイレギュラー対応でミスが頻発していました。 そのタイミングでScalebaseの記事を拝見して、「日本版Zuoraができる」という話に検討してみようとなったのがScalebaseとの最初の出会いでした。
この時の検討は費用感が合わずに見送りとなったんですが、同一の請求書を重複して送ってしまったり、お客様別の支払い期限日が違うのを忘れていたり…とその後も課題は残っていました。そこから1年くらいですかね、僕らの事業規模も大きくなってきたところで、今度こそ導入に踏み切ったんです。
-Scalebaseを選定したポイントは?
松本様:
最初にお話を聞いたときから、ずっと「必要だよね、タイミングが来たら入れたいね」とは社内で言っていたんです。それで事業がある程度成長したところで再度検討を始めました。
Scalebaseさんと同じシェアオフィスに入居したことだし、サポートも密にやってもらえそうという側面もありました。笑 どのタイミングでシステム化するにしても過去データを移すのが一番大変なので、できるだけ早めに入れておきたいと考えていました。そういう意味では良いタイミングで判断できたと思っています。
請求書発行SaaSの機能拡張や、Scalebaseの類似製品も一通り検討したんですが、個人的にはCSV作業が業務フローに入らず、一気通貫で契約管理・請求管理ができるのが一番の選定ポイントになりました。
-導入プロセスについて教えてください。
松本様:
Scalebaseはシンプルにできているので、プロダクトの設定などは特に困らなかったです。
過去データを移行するための準備は面倒でしたが、それは仕方ない部分かなと。 どういう情報が必要かを早めに教えてもらえたのと、何か問題があれば都度連絡をもらえたのでひとつひとつ対応することで無事に終えられました。 Scalebaseの稼働後に、契約情報を登録する時のオペレーションを整理するのが大変だったので、それはもっと事前に相談してもよかったと思います。
-導入効果はいかがですか。
松本様:
まだ見えていない部分もありますが、請求に頭を使わなければならない時間はかなり減った実感があります。これまでは請求書発行SaaSでどう請求書を作るか、とても悩んでいたので。
今でも、たまに契約登録内容が間違っていて請求書を修正しなければならないことがありますが、今までと比べると送付する前にミスに気付けるようになったのも大きな変化です。一度修正すればその後はそこまで心配しなくていいのも良いですね。 製品だけでなくサポート担当の方に助けられているところもありますが、運用はおおむね安定してきていると思います。
-今後のScalebaseに期待することは何ですか。
松本様:
現状は請求業務の手間を削減する方向で価値が高いと思うんですが、他社事例をもとに料金プランを提案してくれるとか、ダッシュボードで予測値を出すとか、もっとトップラインに貢献する形で価値提供できるシステムになっていくと嬉しいなと思います。
あとは自社システムとの連携や、請求書以外の決済手段への対応など「よりScalebaseに業務を一元化していける機能」が非常に欲しいです。
-最後に、SaaSの管理に困っている会社に向けたメッセージがあればお願いします。
松本様:
サブスクリプションやリカーリングのビジネスで契約や請求を管理しようと思ったら、創業のタイミングで仕組みを作るのが一番楽なのは間違いないです。
今のScalebaseは安価に始めることができるし、データが増えるほど管理方法を切り替えるのは大変になるので、課題が見えた瞬間に検討するのが良いと思います。
LOADING...
資料請求、業種別事例やデモのご案内、お見積りなど、
お気軽にご相談ください。